カテゴリ:全体
連雀学園 第四小学校研究授業

カテゴリ:全体 連雀学園 第四小学校研究授業
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10月30日(水)に、第四小学校で学園研究授業として、「特別の教科 道徳」の授業を3学級で行いました。
1年1組では、「なわとびカード」という教材を通して、「正直でいるとはどういうことなのか」について考える授業をしました。なわとびカードの記録をごまかしてもらうか葛藤する「わたし」の気持ちについて想像し、意見交流をしました。気持ちを想像しやすくする工夫として、「にこにこ」「どきどき」「おろおろ」の3つの気持ちカードを用いたことで、子供たちが自分の考えを表現しやすくなり、皆が自分なりの考えをもっていました。
 3年2組では、「言わなきゃ」という教材を通して、「正しいと思うことを行動するために大切なことはなんだろう」という問いについて子供たちが考えました。教材の中で、「『宿題を写させてほしい』と言う友達」、あるいは「歌の練習をやらない友達」に正しいと思うことが言えない葛藤する場面を取り上げ、登場人物になって演技をしました。子供たちは、教材文中の「わたし」の気持ちをなぞり、問いに対する自分の考えを整理して表現していました。
 5年1組では、「あいさつって」という教材を通して、「あいさつや礼儀はなぜ大切なのかを考え、相手の気持ちを想像して思いやり、心の籠った接し方をすることの大切さに気付く」ことをねらいとし、考えを深めました。実際の学校でのあいさつ運動の様子を映像で振り返り、教材の登場人物「ぼく」の心の動きや気付きを自分事として主体的に捉え、考えることができました。また、あいさつの大切さに気付いていても、気恥ずかしさから躊躇してしまうこともある、その難しさについても踏みこんで考えることができました。
授業後の協議会では、それぞれの授業を参観した他の連雀学園の教員と一緒に、授業の良かった点や改善すべき点などを出し合い、より良い授業を作り上げるための協議が行われました。また、講師の先生方からは、授業について講評をいただき、これから道徳の授業を行っていく上での様々な助言をいただきました。今後の授業に生かし、より良い授業を目指し努力を続けてまいります。

公開日:2024年11月29日 09:00:00