カテゴリ:学校だより
学校だより 5月号

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安全のためにできること

副校長  三橋 智子

 5月1日に初めての「連雀学園4校合同引き渡し訓練」を実施します。最近、大きな地震が続き、皆さんも避難の仕方や、安全について考える機会も多いかと思います。連雀学園としても、実際に災害が起こったときにより近い訓練をする必要を感じ、この度4校合同で引き渡し訓練をすることにいたしました。

 小学校・中学校それぞれにお子様がいる場合もあります。本当に大きな災害が起こったときに、まずどこに行くのか、「我が家の引き取り計画」を考えていただく必要があります。「自宅と学校との距離や経路」「お子様の人数」「どこから引き取りに向かうか」などの条件を考慮して決めてください。

 災害は地震だけではありません。これからの季節に考えられるのは、「大雨・台風への対応」も必要です。本校では学校ホームページに基本の「大雨・台風の対応について」掲載しております。もしものときに、どのようにお子様が動いていくのか、この機会に確認していただきたいと思います。

 この他にも様々な危険から身を守り、安心して生活を送るために、学校では通常時も様々な安全対策や訓練をして、常に安全について考えています。例えば、教員の巡回による安全点検や児童への生活指導を行う校舎内外の安全対策。毎月各学級での安全指導、歩行教室・自転車教室などの交通事故対策などがあります。更に、名札着用と声かけ、スクールエンジェルスによる巡回、監視カメラ設置などによる不審者侵入対策もあります。流行性疾患対策、給食の安全対策、熱中症対策なども行っています。

 緊急時の安全対策としては、もしものことが起こったら、全教職員が各自どのように動くか決めて、研修や訓練を行っています。アレルギー対策、火災・地震・大型台風・大雨・強風・光化学スモッグ などの対策。水泳事故対策(消防署との救命救急訓練も有り)。不審者侵入緊急対策(侵入経路の想定を変えて2回及び教員と警察署との訓練も有り)などなど。

 安全はここまでやれば100%大丈夫ということはありません。しかし、できる限りの想定をして、危険を回避するために、全力を尽くしています。

 また、これらは日々改善を図りながら進めています。同時に、児童自らが安全について学び、考え、練習することで、安全な生活を過ごせるようにしていくことも大切です。

 私たちが願っているのは、顔の見える関係のなかで、みんなで声をかけあい、どの大人も自分ごととして考え、安全な地域を一緒につくっていくことです。どうぞご協力をお願いいたします。

四小だより(5月号)(PDF:425KB)

公開日:2024年05月09日 09:00:00
更新日:2024年09月25日 10:38:59