カテゴリ:学校だより
学校だより 12月号

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令和5年度の学習発表会を終えて ~点滴穿石~

校長  佐藤 勇人

 ついこの間まで暑い日が続いている印象がありましたが、あっという間に寒くなりました。「今年は秋がなかった」なんて言葉もよく耳にしました。

 さて、令和5年も1か月を残すばかりとなりました。先日の学習発表会には、ご多用のところ、多くの皆様においでいただき、誠にありがとうございました。新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ移行しましたが、インフルエンザによる学級閉鎖等が市内で相次いでおり、体育館での開催ということもあって、今年度も保護者の皆様には学年ごとの入替制とさせていただきました。準備や練習へのご協力に加え、参観へのご理解をいただきましたことにも、重ねてお礼申し上げます。ただ、今年度も、OYJの皆様によるライブ配信もあって、お子様以外の学年の様子をご自宅でゆっくりとご覧いただいたご家庭も多いのではないでしょうか。運動会後のアンケートには、混雑が少なくなってよかった、進行がわかるので家でゆっくりできた、校庭からでは見られないような画像もあって楽しめたという様々なご意見があったと聞いています。

 学習発表会は、今年度3回目となりました。今年度も1・3・5年生の音楽発表と2・4・6年生の各教科等の発表とで構成して、リハーサルも含めて異学年の子どもたちが互いにすべての発表を見合う形式にしました。子どもたちには、児童鑑賞日に「一堂に会する」ことの意義 ―伝える側と受け止める側の両方の立場を経験することを通して「自分で自分を伸ばし、みんなが楽しい生活を築く力」をつけてほしい― と話しました。

 学習発表会のような文化的行事は、「児童が学校生活を楽しく豊かなものにするため,互いに努力を認めながら協力して,美しいもの,よりよいものをつくり出し,互いに発表し合うことにより,自他のよさを見つけ合う喜びを感得するとともに,自己の成長を振り返り,自己のよさを伸ばそうとする意欲をもつことができるようにする」ことをねらいとしています。四小では、日常的な生活指導を丁寧に行うとともに、一日一日の学習を大切にしながら、そのねらいを達成できるように、全校の教職員が取り組んできました。子どもたちもねらいを理解して全力で取り組むことができたのではないか、そして、それをお伝えすることができたのではないかと思います。子どもたちの考えたテーマ「今まで学んだことを生かし、みんなの成長を伝えよう」にもそれが表れていたと思います。

 今日、この原稿を書きながら、校内を回ったり授業観察をしたりしていましたが、大きな行事が終わってまた一つ成長した子どもたちが、一生懸命学習に取り組む様子や、きれいに整頓された靴箱の状態を見ることができました。一日一日の地道な取組みで子どもたちに力を付け、そして、その成長をお伝えできるように、今後も全校で取り組んでいきます。

令和5年もありがとうございました。

四小だより(12月号)(PDF:618KB)

令和5年12月~令和6年1月行事予定(PDF:121KB)

公開日:2024年02月21日 08:00:00
更新日:2024年09月25日 10:41:41