カテゴリ:学校だより
学校だより 11月号
みんなが楽しい四小を未来へつなごう
校長 佐藤 勇人
先日は、開校80周年記念運動会にご参会いただき、ありがとうございました。今年度は、初めて種目選択制とそれに伴うきょうだい学年での団体競技を実施しました。様々な見方があるとは思いますが、「久しぶりに団体種目を見て、小学校の運動会らしい雰囲気が戻ってよかった」というお声をいただきました。初めての試みに対するご家庭のご理解があったからこそ円滑に実施できたのだと感謝しております。私が何より嬉しかったのは、どの学年も子どもたちが笑顔で取り組んでいたことです。それはきっと、子どもたち自身が自分たちで考えたことの実現のために、友達同士で声をかけ、協力できたからだと思っています。練習期間中は、子どもたちへの励ましや道具のご用意など、ご協力いただき、ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
さて、11月15日(金)・16日(土)には、学校公開を行います。そして、16日(土)には、「四小まつり」を開催します。3年生以上の各学級でお店を運営し、全校のお客様を楽しませるという特別活動の行事です。子どもたちは、自分たちでどんな店を出したいか考えて話し合い、相手意識をもって店の運営を行うとともに、自分たちのお店以外も楽しんで遊ぶことで子ども同士が交流します。お店の企画から役割分担、運営、もちろん片付けまで、自分たちで責任をもって行わなくてはなりません。
運動会もそうなのですが、この「特別活動」は、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いのよさを発揮しながら課題を解決することを通して、集団活動での行動の仕方や課題解決の力を身に付け、自己実現を図ろうとする態度を養うことを目的として行います。各教科・領域等で学んだ力を発揮して活動し、さらに生きた力として身に付くように取り組んでいきます。さらに、6年生では、企画の段階でかかる費用等にも目を向けるようにさせています。自分たちの活動は、すべて思ったとおりに材料を準備できるわけではなく、保護者の皆様の教材費としてのご協力や学校の予算などがあってこその活動であるということも意識させていきます。三鷹市で推進している「アントレプレナーシップ(起業家精神)教育」の実践です。自分たちの活動には、費用の後ろ盾が必要なことや自分たちの活動がモノの販売数によって客観的に評価されることなど、実践を通して学んでいきます。そこから、自分たちのアイディアをカタチにすることへのやりがいや、たとえ結果が思いどおりでなかったとしても、前向きにとらえて次へ進める力を育てていきます。
80周年記念の「四小まつり」では、子どもたちにたくさんの力を発揮させたいと考えています。自分の母校~四小を愛する気持ちを子どもたちに育て、さらに楽しい四小を未来へつないでいくよう努めていきます。
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文中でもお伝えしましたが、11月15日(金)16日(土)に学校公開を行います。その公開日の15日(金)午後は、「わくわく・どきどき サイエンスショー」(5校時1~3年、6校時4~6年)を体育館で開催します。16日(土)には、16:30から「ワクワク映画上映会」が校庭で行われます。いずれも、80周年をお祝いする催しとして、PTAやわくわく四小フェスタ実行委員会(以前地域の方が毎年行っていたお祭りです。)等、関係の皆様のご尽力により実現しました。学校・保護者・地域一体となって、お子様の通う学校である四小の記念すべき年をお祝いしていることを、ご家庭でもぜひ話題にしていただければと思います。サイエンスショーの内容については、別途お手紙が配布されます。(映画上映会のお手紙は配布済みです。)
公開日:2024年10月31日 13:00:00