カテゴリ:学校だより
学校だより 1月号

カテゴリ:学校だより 学校だより 1月号

新しい年の初めに

校長 佐藤 勇人

 

 令和7年が始まりました。令和7年の干支(えと)は、「乙巳(きのとみ)」で、十干(じっかん)の「乙」と、十二支(じゅうにし)の「巳」を組み合わせたものです。
 「乙」は、十干の二番目の文字で、植物が成長し広がっていくような意味合いで、柔軟性や協調性を象徴し、周囲との調和を保ちながら自身の目標に向かって進んでいく力を表しているそうです。「巳」は、蛇。脱皮をするたびに表面の傷が治癒していくたくましい生命力から、医療、治療、再生のシンボルともされ、運気を上げる縁起物としては定番の生き物ですね。
 発展途上の状態を表す「乙」と、植物が最大限まで成長した状態も意味している「巳」が合わさった「乙巳」は、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しているそうです。
 ちょうど1年前の学校だよりで、「令和6年度の本校は、新しいことを始めて成功する、今まで準備してきたことが形になる「甲辰」にちなみ、自校の歴史と伝統に誇りをもち、自ら考え企画したりカタチにしたりしたことを発信できる力を育てていく」と述べました。6年度のここまでの取組みは、子どもたちが自ら自分たちの力を伸ばしながら、楽しい四小を未来へつなごうとできたのではないかと考えています。そして、保護者や地域の皆様との連携も「新しいカタチ」として強化されてきている実感を私はもっています。
 令和7年の第四小学校は、これまでの努力や準備が実を結び始める「乙巳」にちなみ、開校80周年のレガシーとなるであろう「みんなが楽しい四小を未来へつなぐ」ために、自校の歴史と伝統に誇りをもち、自ら考え、企画したりカタチにしたりしたことを発信できる力を育てる取組みを継続していくとともに、環境改善と授業改善の視点から、さらに魅力ある学校創りを目指して学校経営を進めていこうと考えています。(詳細については、次年度の経営方針でお示しします。)
 2学期の終業式で、生活指導主任の森下が「3学期は次の年度の0(ゼロ)学期。つまり、新年度に向けての準備に入る学期です。」と、子どもたちに話しました。今日の始業式での子どもたちの表情は、新年の抱負をそれぞれ抱きながら希望に燃えているように、私には見えました。令和7年も、第四小学校の子どもたちのさらなる成長の年とできるよう努めてまいります。

本年も、変わらぬご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

四小だより(1月)
 

公開日:2025年01月09日 10:00:00