学校だより 7月号
一人ひとり個性が輝く明るい四小
校長 三宮 尚子
梅雨の時期とはいえ、太陽の日差しが真夏のような日も多くなってきました。早いもので新学期を迎えて3ヶ月が過ぎ、いよいよ1学期のまとめの時期を迎えました。今年度の学校のスローガン(四小の目標)を、5月から代表委員会が中心となって呼びかけ、各学級でどんな四小にしたいか話し合い、スローガンに入れたいキーワードや文章を考えました。そして「一人ひとり個性が輝く明るい四小」に決まりました。子どもたちから出てきた言葉を大切にし、この言葉を実現するために、一人ひとりを大切にしていきながら学校生活を送れるように、見守っていきたいと思います。
先日6月4日~6月6日まで、6年生は自然教室がありました。3日間晴天に恵まれ、自然豊かな川上村では、普段の学校生活では経験できない日々を送ることができました。特に「時間を守ること」「整理整頓」「ルールを守ること」に関しては、連日担任から指導があり、日を重ねるごとに改善されていきました。放課後は家でよくゲームをする時間が長いと言っていた子どもたちも、この期間は、タブレット端末や携帯、ゲーム機に触れることもなく、トランプやおしゃべりなどで友達と過ごすことを部屋で楽しみました。最終日の夜のキャンプファイヤーでは、レクリエーションで盛り上がったあと、満天の星空と徐々に消えていく火を全員で見つめながら3日間の振り返りをしました。「仲間の大切さ」「助け合い」「思いやり」について、深く考える時間が過ぎていきました。
そこから学んだことを、6年生は6月20日の「全校オリエンテーリング」でもいかし、たてわり班をまとめていました。たてわり班で活動している時は、歩みが遅くなりがちな低学年に、「あともう少し歩けば○○の動物がいるよ」「今、水分補給しておこう」などやさしく声をかけている場面を多く見かけました。学校から近い場所での活動であるため、その分、班で過ごす時間を多くとることができました。小学校から井の頭自然文化園の移動に関しては、暑い中SA(スタディ・アドバイザー)さんにも交通安全の見守りとして、信号や横断歩道でサポートしていただきました。ありがとうございました。これからもたてわり班を通して、よりよい人間関係を築く力やリーダーシップ、フォロワーシップを育て、自己有用感や社会性を高めていきます。
◎夏季休業中は、校舎の工事に伴い、施設利用の制限があります。皆様にはご不便をおかけしますが、安全第一のため、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。
更新日:2025年06月30日 10:54:04