学校だより 3月号

学校だより 3月号

当たり前の大切さ

校長 三宮 尚子

 2月上旬に東京は雪が降りましたが、その2週間後は暖かい日が続きました。四小の校庭では、美しく咲く梅の花や菜の花が見られるようになりました。一気に春が訪れ、花粉症の私にとって、少々辛いシーズンではあります。そして今年度も残り一か月となりました。学期末はいつも以上に、時間が過ぎるのを早く感じます。先日幼稚園・保育園の年長児が、幼保小交流会として本校にやってきました。1年生が年長児の手をとり、学校を紹介する姿が微笑ましく、一年間の成長を感じました。現在、新1年生を迎えることや6年生を送る会、卒業に向けて準備を進めているところです。また6年生を対象とした三鷹市青少年対策第四地区委員会による「お餅つきの会」や、OYJ(四小おやじの会)の協力のもと「学校かくれんぼ」を行う予定です。地域や保護者の方々からも、卒業を祝う行事を企画していただけることに、感謝を申し上げます。

 卒業式を目前にした6年前…私は4年生の担任をしていました。新型コロナウィルス感染症が世界に広がり始め、感染リスクに備えるために、春休みまで臨時休業を行うことになりました。急いで家庭学習ができるように教材を準備したり、まだ学習中の内容を見直したりと、初めての対応に学校現場は必死でした。とりあえず春休みが終了すれば、新年度が始まると期待していましたが、緊急事態宣言が出て、さらに5月下旬まで学校休業が続きました。教材を取りに来る児童とは、直接触れ合うことができなかったので、体育館にパイプ椅子を並べ、その上に教材が入った封筒を置き、そこから児童は持ち帰りをしていました。教員も児童もマスク姿で、お互いの表情が分からないので、「元気だよ!」という意味を込めたジェスチャーを離れた位置で確認し合い、大きく手を振りながら見送ったことを鮮明に覚えています。自粛ムードが高まる中、校庭でいつも通りに咲く桜が、眩しく感じられました。

 現在の小学校6年生は、卒園式や入学式にも様々な制限があったり、幼少期の貴重な行事を経験できなかったりしたことが多くあった学年です。コロナ禍での経験を生かし、無限大に広がる可能性に期待を込め、巣立っていく姿を見守っていきます。今年度一年間、学校へのあたたかいご支援・ご厚情を賜り、保護者、地域の皆様に心より御礼申し上げます。
 

四小だより(3月号)

更新日:2026年02月27日 13:01:26