学校だより 10月号
かわるもの かわらないもの
副校長 三橋 智子
本校は昨年度開校80周年を迎え、子どもたち発案の集会を楽しんだり、PTAや地域の方々のご支援による素晴らしい体験を通して、児童の内面を耕してきました。そして、来年度と再来年度は大規模改修工事を予定しており、内面も外側も日々かわっていくのだなと感じています。
かわるものとしてはまず、現在児童全員が使用している学習用タブレット端末が1月から替わる予定です。詳細は市からの通知後順次お伝えしていきます。
次に運動会の入り口に関してです。これまでコロナ対応の一方通行のために農園口と南門を開けにしていました。先にも入校証着用の再度のお願いをしておりますように、現在は不審者対応の安全を考える必要があります。このため、入口は東門と西門のみにします。また、これは昨年度もお願いしていることですが、本部やその指示をする朝礼台とテントの後ろ部分は緊急対応のために立ち止まらないようお願いいたします。
さて、変わらないもの、それは愛校心です。昭和の時代に最初は教室数の少ない木造校舎でスタートし、校歌ができたり、体育館やプールができたりと年月を重ね、たくさんの子どもたちがここから巣立っていきました。昨年度までに10749名の児童が卒業していきました。そのなかで、昭和32年度卒業生6年1組クラス会代表の方が第四小学校の子どもたちに役立ててほしいと電子キーボード一式2台を寄付してくださいました。低学年の教室にあるオルガンが古くなって故障も多く、学校予算は少なく、困っていたところでしたので、本当にありがたかったです。
卒業してから何十年も第四小学校を愛し、そこで培った友情を大切に過ごしてこられた方々のご厚情をありがたく受け取らせていただきました。
昨年度も同様に、校庭に毎日揚げている校旗を卒業生の方にご寄付いただいたご紹介をしたところです。第四小学校を愛してくださる皆様のあたたかいお心を、現在の子どもたちに伝えていけたらと思っております。
更新日:2025年09月30日 13:00:00