学校だより 11月号
輝き続ける秋
校長 三宮 尚子
10月半ばから、一雨ごとに秋が深まってきました。先日の運動会では「一人ひとり個性が輝く明るい四小」をスローガンとして、教職員も児童も一体となり、保護者やPTA、OYJ、地域の方々に支えられながら、無事に実施することができました。運動会が終わった後も、片付け等にご協力いただきまして、厚く御礼申し上げます。また、ライブ配信についてPTA会長からは、予想を上回る視聴があったとの報告を受けました。お仕事の都合や直接見られない遠方のご家族、また直接運動会をご覧になっていた方も、中継ならではのアナウンスやCMを観ながら、もう一度子どもたちのがんばる姿を確認されたことと思います。事前の準備から大変お世話になりました。ありがとうございました。
今年度の運動会も、昨年度と同様に四小ウィンドバンドによる生演奏のファンファーレから始まりました。開会式・閉会式では、校長の話からだった順番を変え、1年生の児童代表の言葉から始まり、6年生の児童代表の言葉で終わりました。運動会を通して、できるだけ児童の主体性を高めるために、児童一人ひとりが自分で競技種目を選択したり、決断する機会を増やしたりする工夫をしました。また、学年の発達段階に応じて実行委員が中心となり、子どもたち同士で考える時間を大切にしました。
さて、「○○な秋」の「○○」には、何が入るでしょうか?スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、どれも入りそうな言葉です。秋には学校行事の他に、地域行事も多くあります。11月1日(土)は、PTA主催の「わくわく映画上映会」があります。映画の上映前には、11月2日(日)に三鷹市市民文化祭「吹奏楽のつどい」で演奏する曲を、四小ウィンドバンドが演奏する予定です。
10月21日~31日までの給食では、本校の図書館司書と栄養士がコラボし、本に出てくる料理を給食のメニューに出す期間がありました。「食欲の秋」と「読書の秋」が同時に感じられる取り組みです。1学期三鷹市内の小学校の残食率は、四小が一番低かったと三鷹市の調査で分かりました。四小の子どもたちが、よく食べ、元気な子が多いことと、日頃のご家庭での言葉がけや学校での食育の取り組みなどがきっかけとなり、そのことで残食を減らせていると感じています。食べることは生きることにつながります。パワーあふれる子どもたちに、今後も食に対して興味をもってもらいたいと思います。
11月21日・22日には「学習発表会」があります。1・3・5年生は音楽の発表、2・4・6年生は音楽以外の発表を行います。運動会と同様、できるだけ子どもたちの考えを取り入れ、自主性を育てながら進めております。以前の学習発表会では、新型コロナウイルス感染症の影響で、大勢が体育館に集まることに対して制限をかけていましたが、今年度はありません。児童鑑賞日は、全学年の子どもたちが体育館に集まり、同じ場所で同じ時間、同じ空間を過ごします。生演奏や合唱、学習の発表を観ると、出演児童の表情や息遣いを間近で感じ取ることができます。その緊張感が伝わり、観ている観客もその場の一部となり、より深い感動が生まれることでしょう。保護者鑑賞日(11月22日)には、是非ご家族の方々にお越しいただき、温かい拍手をいただけると子どもたちの励ましにもつながります。どうぞよろしくお願いします。
更新日:2025年10月31日 13:06:10