学校だより 8・9月号
あいさつの大切さ
校長 三宮 尚子
はじめに令和8年熊本地震と8月千葉豪雨により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
今日から2学期が始まりました。長い夏休みの後に子どもたちの姿を久しぶりに見ると、一回り体が大きくなったと感じることが多くあります。夏休み前に子どもたちから聞いた休みの過ごし方は、旅行、親戚に会う、夏期講習とすでに予定が決まっている子や、予定を入れずに家でゆっくり過ごすといった子もいました。それぞれ様々な思い出ができた休みだったと思います。夏休み中に自然災害や海・川での水難事故のニュースを見るたびに、子どもたちが安全に過ごせているか心配になりました。また8月23日未明に、東京でも地震がありました。夜中で就寝中であったこともあり、報告されている震度より私は大きく感じました。地震を回避することはできませんが、学校では避難訓練の他、3学期に防災教育を学年に位置付けて、防災意識を高めていきます。また本日(8月25日)児童下校後には、火災や地震などで階段が使えない場合を想定して、校内に設置された「救助袋」を使って安全に非難するための訓練を教職員で行います。教職員が災害時に慌てず、安全に避難する力を身に付けると同時に、引き続き児童への安全確保に努めて参ります。
さて9月4日(金)5日(土)に学校公開があります。5日の道徳授業地区公開講座では、「あいさつ」に関する音楽劇を1~3年生の児童とともに保護者・地域の方々にも観ていただく機会がございます。是非あいさつの大切さについて、共に考えていただきたいと思います。
実際に毎朝校門(東門には駐在所の警察官の方が立ってくださっているので、私は西門担当)に立っていると、あいさつからその子の様子が感じ取れることが多くあります。元気にあいさつをする子もいますが、うつむきながら通り過ぎる子、声は聞こえないけれど小さくうなずきながらあいさつを返してくれる子、日によってあいさつする様子が変わる子などが見られます。「相手の顔を見ること」や「気持ちを込めること」が少しずつできればいいです。必ずしも大きな声で元気よくあいさつができなくても構いません。心がこもっていれば、その言葉はきっと相手に届きます。そしてそれが当たり前になっていき、一人ひとりのあいさつが集まることで、安心できる温かい学校がつくられます。私自身も小学生のときは、仲のいい子やよく知っている近所の方、親の知り合いにはあいさつができましたが、学校の先生には率先してあいさつはしていませんでした。特に3つ上の兄の担任の男の先生は体が大きくて、兄からは怒ると怖いと聞いていたので、なんとなく避けていました。しかし、その先生の方から廊下で「お兄ちゃん、うちのクラスでしょ。こんにちは。」と笑顔で声をかけられてから、その先生が大好きになりました。ちょっとしたきっかけで、気持ちが明るくなったことを覚えています。子どもたちにも、あいさつは勇気のいる場合もあることを踏まえた上で、あいさつの大切さを実感してほしいと願っています。
2学期も、保護者・地域の皆様のお力添えのもと、学校行事や学習を通して、子どもたちがさらに成長することができますように、教職員一丸となって教育活動をすすめて参ります。どうぞよろしくお願いします。
公開日:2026年08月25日 13:00:17
更新日:2026年08月25日 14:12:42